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春の観察会始動。

ついに、企画が始まりました。
春の親子観察会に向けて、建国記念の日に下見&スタッフ顔合わせがありました。
今日のように雪でこそありませんが、先日も小雨の中のハイキング。
先輩の方1名を迎えての、引継ぎがてらの下見会となりました。

9:00高尾駅集合。小仏行きバスに乗り、日影沢に入ります。
入り口では、職員の方がカツラ人工林の間伐を行っていました。雨の中、ご苦労様です。
観察ポイントやコースタイムを確認しながら、日影沢キャンプ場を周回。
ハナネコノメ・ミヤマフユイチゴ・キセキレイ・ミヤマシキミ等の観察をしました。

面白かったのは、サイカチの豆知識。
マメ科特有の鞘に入った種子は、サイカチマメゾウムシに食われないと発芽しないそうです。

でも、食べられたらダメじゃん… 
 
そのとおり。胚まで食べられたら、終わりです。
なので、穴は開けてほしいけど、食べつくされる前に発芽しなければなりません。
面白い関係を築いたものです。

開けた明るい林には草本類も豊富で、特に春植物が多いそうです。
木の葉が茂って林床を覆う前に、開花・結実して地上から姿を消します。
その生態から、スプリング・エフェメラル(春の妖精)と呼ばれています。

昼食後、いろはの森を抜けて山頂を目指します。
ぬかるみの中でしたが、ボランティアの方により整備された道は登りやすく、案外楽でした。
冬の樹木の観察ポイントとして、枝振りがあります。
枝の間隔が広いものは、それだけ葉っぱが大きい事を表しています。
そして、対生互生。対生であれば、カエデ類の可能性が高くなります。
樹皮も、特徴的なものはぜひ押さえておきたいところです。私自身、まだまだですがorz
今回は、リョウブの樹皮の脱落が見られました。

雨ならではの、ブナの樹幹流は感激ものです。
張り巡らされた枝は、落葉時でもしっかり雨水を捕らえて滑らかな樹皮を濡らしていました。
なんとも、艶っぽい樹木であります(笑)

レアものとしては、普段お目にかかれない宿木が落ちていました。
雪の重みで落とされたのでしょう。マツグミという常緑樹です。
マツの木に付く、グミに似た実を付ける広葉樹です。

いろはの森を抜け、4号路に入ります。
登りから一転、穏やかな道が続きます。

谷に向かい、広葉樹が伸びています。
よく見ると、山側に背骨のような盛り上がりが見られます。
いわゆる、アテ(陽疾)と呼ばれる組織です。
これは特殊な組織で、普通の組織とは趣が異なった強度一辺倒なものです。
広葉樹は山側に発達し、幹を引っ張りあげるように支えるので引張りアテといいます。

Image008

ちなみに針葉樹は谷側に発達し、押し上げるように幹を支える圧縮アテになります。

下見なんだか、観察会なんだか…これがまた、いい研修になるんです。

下山後、場所を移し打合せ。コースは良しとして、テーマの決定です。

おおまかなキャッチフレーズだけ候補を挙げ、後は次回までに絞っていくことに。

時間が無い中、初めてのメンバーで走りながら考えていく事になります。

動き出してしまえば、何だかんだで楽しいものです。

今日は幕張へRVショーに行ってきます。

デビュー戦は、工作コーナーでクラフトの指導です。

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