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話術心得

関東地方も梅雨入りし、鬱陶しい時期になりますね。

更新が滞った間にも、刻々と四季が過ぎていくのを感じます。

首相の辞任にW杯開催と、世間も賑わっております。

日本も一勝目を挙げ、もりあがりを見せています。

はやぶさの帰還は耳目を集め、大きく光の尾を引き最後には感動すらおぼえました。

砂の採取成功へ、大きな成果が期待されています。

最近、出かける機会が劇的に増え、同時に多くの方と話す事も自然と多くなりました。

仲間内や初対面の方、目上の方からお子さんまで、色んな方と接するようになりました。

直接的であれ間接的であれ、人前で話すのはなかなか勇気のいるものです。

経験こそないものの、それがご案内している相手ともなれば、なおのことでしょう。

「インストラクターとしての、話し方。」

そういったものがあるとすれば、どのようなものでしょうか。

まず求められるのは、相手に伝わる話し方であることですね。

その為には、言葉を聞き取りやすい事が第一です。

「パ」行は唇、「タ」行は舌、「ガ」行は喉と、発音をしっかりするにも意識の仕方が違います。

よく通る声であることも大事です。大きな声ではなく、響く声であることがミソです。

発声は勿論ですが、風上に立ったり遮蔽物を背にしたりといった、状況に応じた工夫も必要でしょう。

物怖じせず、堂々と話すことも大事です。

おどおどしているだけでも、説得力に欠ける印象を与えてしまいがちです。人前でも自信を持って話すためには、何が必要でしょうか。

まず必要なのは、充分な準備です。

これは丸覚えではなく、自分の言葉として、考えとして伝える準備です。

専門的知識・技術・経験に支えられた自分の考えは、血の通った自分の言葉として自然と口をついて出てくるものです。

話すことに集中する事も必要です。見られていることを意識すれば、緊張しやすくなります。

ですので、少なくとも身だしなみで遅れを取ることの無いようにするのは最低限の準備でしょう。

そのうえで、良い意味での自然体で臨みます。

どうがんばっても今以上自分は見せられないのですから、変に飾らず素直な自分を出してしまったほうがボロは出ません。

自己を開示する事はちょっと勇気も要りますが、参加者との良好なコミュニケーションを取る上でも大切な事です。

失敗談にこそ貴重な経験が隠れている場合もありますし、またそういった弱みを見せられると親近感も沸いてきます。

私が失敗しても、誰も質問したりしません。失敗したのを知ってるのは、本人だけですから。

話をする上で「聞いてもらう事」が前提になるわけですが、人を引き付ける工夫について考えてみましょう。

まず、相手とのコンタクトは視線ではじまります。

目を逸らす人の話は、どうも伝わってこない。そんな経験はないでしょうか。

やはり、人に見てもらいたければこちらからしっかりと視線を向ける事が必要です。

話のリズムは、間で生まれます。

つい沈黙を恐れがちになりますが、上手な間は相手に考える時間を与え、また強調や注意を引き付ける効果も時には発揮します。

視線の移動とあわせ、段落を意識して反応を確かめながら話を進められれば最高です。

ジェスチャーを加える事も、話を伝えやすくします。

人は耳よりも視覚に訴えたほうが、より印象に残ります。

昔から言うところの、「百聞は一見にしかず」というものですね。

指示や数を表すときは指に視線を移し、聞き手を手先に誘導します。

体の巾より大きい身振りにするのもコツです。

間を取るのにも応用できますので、積極的に取り入れてみてください。

最後に、姿勢についてです。

背筋を伸ばす、歩調を大きく。この辺は基本ですね。

ここでは、内面的なものについてです。

目を開いて眠っている人を起こすのは、最も難しい。

知らない事を教える事は、知識を有する人ならさして難しくない事です。

ですが、これを気付いていただくのはなかなか大変です。

分かっているつもりでもきちんと理解していないことが多々あるように、それを伝える事は容易ではありません。

自己開示のところでもお話したように、なかなか自分の非を認めるのは辛い事です。

「愛するものを笑って、なお愛し続ける能力。」

心理学者オルポールによる、ユーモアの定義です。

笑いには二つの側面があり、他社を傷つける鋭い面も持ちます(ウイット)

同時に、暖かく人を包む優しさも持ち合わせているものです(ユーモア)

ユーモアのセンスを持ち合わせた、味のある話ができるようになりたいものですね。

その為にも、他社への敬意と自己への反省を忘れず、誰からも学ぶ姿勢を忘れずにを持ち続けたいと思います。

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